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現代の日用品は、未来の展示品。
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こちらは、当時の人々が飲んでいた風邪薬です。「くしゃみ3回、○○3錠」のキャッチコピーで爆発的にヒットしており、写真のものは60錠入りの物です。しかし近年、一つの発見により、恐るべき陰謀が明るみに出ました。実は、110錠入りの物が販売されていたのです。賢明な諸君はもうお気付きでしょうが、あろうことか3錠で割り切れないのです。分かりやすく説明いたしますと、東京都武蔵野市在住の斉藤エナメル質さん(仮名・42歳・無所属・新)が風邪をひき110錠入りを買ったとします。3錠ずつ飲むと、当然2錠あまります。そこで斉藤エナメル質さんは仕方なく新しい110錠入りを買い、3錠ずつ飲みます。すると、1錠あまります。またしても斉藤エナメル質さんは新しい110錠入りを買い、泣く泣く3錠ずつ飲みます。つまり、彼は計330錠を飲む結果となるのです。これはまだ良いほうの例です。仮に斉藤エナメル質さんが2錠あまった際に、最も安い60錠入りを買うと考えたらどうでしょうか。またしても2錠あまり、60錠入りを買い、2錠あまり・・・と、永遠に飲み続けることになります。また次のような事態も考えられます。330錠を飲み終えた斉藤エナメル質さんが、薬に対する耐性がついてしまい、一度に4錠飲まなくてはならなくなったとします。やはり、110錠入りは4錠でも割り切れずに2錠あまります。風邪薬は簡単には止められないのです。ダメ、ゼッタイ。
2006.05.15 | Comments(1) | Trackback() | 常設展示品
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