忍者ブログ

02 2025/03 04
S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31


 

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

2025.03.13 |

ドアノブ



こちらは、当時の人たちが「ドアノブ」と呼び使っていた物です。写真のように、扉に取り付けて使っていた特性上、「ドアノブ」には防犯のための機能が必須でした。初めに考えられた物としては、トリッキーな「ドアノブ付き引き戸」や「ドアノブ付き壁」でしたが、全ての家に取り付けられた時点で、それらは意味を成さなくなりました。そんな中登場したのが、「ドアノブ付き警察官」でした。ドアノブを回した時点で現行犯逮捕されるシステムは、当時画期的なものでした。その後も、「ドアノブ付き核ミサイル」、「ドアノブ付き流しそうめん」、「ドアノブ付き警察署」などにより、日本の泥棒の数は激減(現時点で3人)。交番の地図記号には、晴れて「ドアノブ」が採用されました。しかし、「ドアノブ」を核ミサイルに付けたことを忘れて、間違って捻ってしまう核家族が続出。このことは、日本の総人口の減少にも繋がりました(現時点で4人)。ちなみに、当時の「ドアノブ」は食用には向かなかったようです。

PR

2006.05.31 | Comments(1) | Trackback() | 常設展示品

パイプイス



こちらは、当時の人たちが「パイプイス」と呼び使っていた物です。当時の人々がパイプイスと初めて出会うのは小学三年生の春。体育館で卒業式の準備をしているときのことです。ステージ下の空間から出現した夥しい数のイスに、彼らは愕然とします。そしてその機能的でスタイリッシュな構造、未来派を髣髴とさせる銀色の曲線美、全ての人を受け入れるその寛容さに、一瞬で虜となるのです。卒業式では、在校生は教室にある自分のイスを体育館に持ってきて座ります。そして、卒業生の座るパイプイスを羨望の眼差しで見つめます。先生たちの座るパイプイス、来賓の人の座るパイプイス。彼らは其処にどうしても乗り越えられない壁があることを知るのです。社会に埋め込まれたコードを理解するのです。性格を決定付ける遺伝要因が環境によって薄められていくように、意思とは無関係に両足が地面から離れるかのように、迫りくる絶望をなすすべなく受け入れんとするそのとき、彼らは四年生になるのです。

2006.05.27 | Comments(0) | Trackback() | 常設展示品

風邪薬



こちらは、当時の人々が飲んでいた風邪薬です。「くしゃみ3回、○○3錠」のキャッチコピーで爆発的にヒットしており、写真のものは60錠入りの物です。しかし近年、一つの発見により、恐るべき陰謀が明るみに出ました。実は、110錠入りの物が販売されていたのです。賢明な諸君はもうお気付きでしょうが、あろうことか3錠で割り切れないのです。分かりやすく説明いたしますと、東京都武蔵野市在住の斉藤エナメル質さん(仮名・42歳・無所属・新)が風邪をひき110錠入りを買ったとします。3錠ずつ飲むと、当然2錠あまります。そこで斉藤エナメル質さんは仕方なく新しい110錠入りを買い、3錠ずつ飲みます。すると、1錠あまります。またしても斉藤エナメル質さんは新しい110錠入りを買い、泣く泣く3錠ずつ飲みます。つまり、彼は計330錠を飲む結果となるのです。これはまだ良いほうの例です。仮に斉藤エナメル質さんが2錠あまった際に、最も安い60錠入りを買うと考えたらどうでしょうか。またしても2錠あまり、60錠入りを買い、2錠あまり・・・と、永遠に飲み続けることになります。また次のような事態も考えられます。330錠を飲み終えた斉藤エナメル質さんが、薬に対する耐性がついてしまい、一度に4錠飲まなくてはならなくなったとします。やはり、110錠入りは4錠でも割り切れずに2錠あまります。風邪薬は簡単には止められないのです。ダメ、ゼッタイ。

2006.05.15 | Comments(1) | Trackback() | 常設展示品



こちらは、当時の人たちが「かさ」と呼び使っていた物です。環境破壊の進んだこの時代の地球において、酸性雨や紫外線から身を守るために用いられており、当時最先端の防具の一種であったといえます。しかし、自衛隊がそうであるように、「かさ」も一歩使い方を誤れば人を傷つける武器となってしまいます。そのため、デパート等に入る際には、各人が専用の透明のカバーをつけることを義務付けられていました。また、「かさ」には多くの種類があり、折りたためる物や、折りたためない物や、折りたたみたいときに折りたためない物、また折りたたむことができそうな物などがありました。多く出回っていた物には、EVAやAPOという銘の入った物もあり、これらは「かさ」の材料を表しております。EVAは柄の部分とビニールの部分と雨を中和する部分からできており、APOはアンチョビとパスタとオリーブオイルで、アルデンテよりやや硬めに作られていたそうです。

2006.04.27 | Comments(0) | Trackback() | 常設展示品

みかん

orange

こちらは、当時の人々が好んで食べていた果実「みかん」です。植物界被子植物門双子葉植物綱ミカン目ミカン科ミカン属に属する植物であり、写真に示すような果実を実らせました。鉄に覆われた表皮は硬く、外敵から身を守るために進化したと考えられております。また、内部には高い糖度の液体、および数十個の半月状の橙色の果肉が含まれており、古代人はこれを食していたようです。当時の文献には、古代人は素手で皮を剥いて中身を食べていたとの記述があり、古代人の筋力は現代人の246.5倍であることが計算されております。「みかん」は日本原産の植物であり、日本国内における「みかん」の人気は非常に高かったと考えられています。日本国では「みかん」を載せるための台として「こたつ」が考案されたほか、こたつを置くための「和室」、そして和室に入るための「にじり口」が発明されました。現在、にじり口は様々な所で見かけますが、原点はここにあったのです。

2006.04.19 | Comments(0) | Trackback() | 常設展示品

« | HOME | »

忍者ブログ [PR]